東京旅行のまとめを書こうと思って早一ヶ月、二ヶ月。いやー早いですね。
文化系トークラジオLIFEで「東京論2012」という回があるんですが、そこで中沢新一さんのアースダイバーという本について語っていて、それを読んでからまとめようかなぁなんて思っていながら結局読まずに10月が終わってしまうので、別に何も読むところはありませんが、1本だけ10月中に記事を上げたいので・・・という投稿です。あまり意味は無いです。
上記のLIFEの放送で、アースダイバーでは300万年前の縄文時代の地図に今の東京の地図を重ね合わせる。すると墓地・霊的な場所に東京タワーが建っている。鬼門、裏鬼門という風水的な配置になっている、増上寺の東京タワーと浅草寺のスカイツリー。
最近アニメでは東京が描かれなくなったがゲームでは全然東京が舞台になるといった話や。80年代のアニメではメガロポリス的(ネオ)東京としてバブル感満載で描かれる。土地の記憶を掘り起こす伝奇化する舞台として使いやすい、その最高峰がパトレイバー。あまりに凄すぎて次の矢が打てないらしい。95年のエヴァを境にアニメーションの舞台は地方へ行ってしまった(聖地巡礼スタート)。
またブラタモリでも300年前の江戸時代からの流れを確認している。
そして地方では商売にならないこともある程度の人数がいることで市場が成立する。今はクリエイターたちも上京せずに地方にいる。ネットで仕事も作品発表もできてしまうから。唯一来るのもライブだけで客もライブのために東京に来る。規制緩和で夜行バスが安くなった事がその流れを産んだ。しかしそれも高速バスの事故で再度規制が入り、逆行の可能性が出てきている。
グローバル化する中ではこれから日本の中の東京ではなく、世界の中の東京としてどう発展するかみたいな話も興味深かったです。LIFEはそんな感じで面白かった。
東京を舞台にしたフィクションを見るには東京の地理がわかっていると相当に楽しいのだろうなぁと都会に住む人々に嫉妬します。最近ですとコッペリオンという2036年のお台場原発がメルトダウン事故を起こし、放射能に汚染された東京を舞台にした― という設定の漫画を読み始めたのですが、何しろ背景が素晴らしいので、あそこがこうなるのか~という楽しみ方が出来てよいと思います。背景だけは素晴らしい漫画です。
また、やはり映画ですとニューヨークを舞台にした物語がよくありますが、いずれマンハッタン島に行ってみたいなんて思ってしまうのは、韓流ドラマを見て韓国に行ってしまうという考えと同じなのかな~なんて人間そんなに変わらないものだなぁなどと思ったりしました。
年末にまた行けたら行きます。大都市は楽しいですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿