2012年5月27日日曜日

やる気に関する驚きの科学を見て

一時期ビジネス雑誌を賑わしたダニエル・ピンクさんのTEDを今更ながら見ました。自分用まとめ。

成功報酬を与える、報酬を高額にする方法が機能するのは、「何かをすれば、結果こうなる」というゴールが見えている場合。単純作業にはプラスに働く。
しかしゴールが見えず、広い視野をもって答えを自分で見つけなければならないクリエイティビティを要する場合には、成功報酬は思考を狭めてしまってかえって邪魔になる。ということが科学的に証明されている。
 成功報酬に代わるものとして、「自主性、成長、目的」という3つの別の構成要素をつかって仕事を進める答えを出した。具体例として、MicrosoftのEncartaとWikipediaとの比較。専門家に盛大に報酬を払って、しっかりとマネジメントしたEncartaは消え、自主性に任せたWikipediaはますます伸びている。

http://www.ted.com/talks/dan_pink_on_motivation.html

動画最後のまとめ
科学が解明したこととビジネスで行われていることとの間には食い違いがある。
1.20世紀的な報酬、ビジネスで当然と思われている動機付けは機能はするが驚くほど狭い範囲の状況にしか合いません。
2.if Then式の報酬は時にクリエイティビティを損なってしまいます。
3.高いパフォーマンスの秘訣は報酬と罰ではなく見えない内的な意欲にあります。自分自身のためにやるという意欲。それが重要なことだからやるという意欲。

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