2012年4月25日水曜日

失ったキュレーションの価値と初体験。そしてアクティブなフォロワーとして。

皆様のインターネットの情報源はなんでしょうか。
Yahooトピックス、2chニュース系の板、2chまとめサイト、各マスメディアのサイト、Twitter、Mixiニュース― 等々。人それぞれで色々あると思います。私も様々な情報源を混合でニュースをつまみ食いをしていますが、朝8時から始まる佐々木俊尚氏のTwitterアカウントによる、朝のキュレーションという時間がここ最近では一番の情報源になっていました。それが一度佐々木氏が入院されてしまうと、同じレベルのニュースを自分で探すとなるとどえらい大変で、ここ数日はキュレーターの力を思い知りました。



こんなニュースとか。RSSリーダーを捨てた自分にはまたその登録とその更新データを追う作業が大変。退院されて無事で何よりです。

さて、このキュレーションをちょっと関係なさそうな話を絡めながら掘り下げますと、朝のキュレーションがいつから始まったかは覚えてはいませんが、それ以前の体験として。
ニコニコ生放送サービスが始まって1年か2年した辺りで、色々なユーザー生放送を見てはコメントを打って、反応を喜ぶのがまだ新鮮だった時期でしたが、その中に羽田恭一郎というユーザーが居ました(過去形なのは既に引退してこのハンドルネームは封印されている為。)
その彼が朝のニュースを自分なりにまとめて、ニュースキャスターになった体で放送するという事をやったことがありました。その時がまさに最初のキュレーション体験だったと思います。まず思ったのが自分の興味が有る人間がまとめるその日一日のニュース、それは関心をもつレベルが最初から数段上の状態で自分の中に入ってくるわけで、ただ漫然と新聞の見出しをザーッと流しているような状態とは格段に情報の染み込みパワーが違います。残念ながら一つのネタとして消化されてしまい、あまり長くは続かなかった事と、私自身がすべての放送が追えない状態だったので、いつの間にか終わっていました。

そしてその終わった段階で思ったのは、そのキュレーションは完全に無料であった事と、自分の自己満足か使命感か自分が楽しいか自分の為になるか役に立つか・・・つまりそのキュレーター気持ち次第で簡単に始まり簡単に終わってしまう。それを続けてもらうためには、ユーザーがそれを支える仕組みが強固にあるべきなんじゃないかと。(ニコニコ生放送ではコメントによる支援、あったとしても広告という視聴者を増やす補助的な仕組みであるのでコレでは弱いかなぁと。)
そうして思ったのは投げ銭的な応援資金をプレゼントする事でモチベーションを上げるような仕組みがつながれば、キュレーターをエンパワーメントでき、質が向上し、ユーザーが増え・・・。という +の螺旋階段を登るのではないかなぁみたいな無想をしました。

しかし現実はそう甘くはなく、あの佐々木氏のキュレーションでさえも直接のマネタイズには繋げず、フォロワーを増やし交流し、そこから本の読者に繋げるという間接的な方法をとられているようです。
しかしお金だけじゃないな、やっていることによる反応が数値として増えていくという仕組み自体は既にある訳だから、良いと思ったら囲わずに自分も乗っかっていくアクティブなフォロワーになっていけるように心がけようかなぁなんて思いました。
あ、これはまさにこの動画じゃん。つながった。

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